DJ健忘 オン・ザ・ターンテーボー (悪いヤツは許せない編)
しばらく前に、「悪徳リフォーム」に関して新聞やTVで何かと話題になっていましたが、実際事例を聞いたことがあるだけで実感していませんでした。
・・・・・が、最近の出来事ですが、私がケアプランを作成している認知症で独居の利用者宅に「悪徳リフォーム業者」が来たとヘルパーから連絡がありました。
アセスメント時に家族より(遠くに別居)「以前につぼを買わされたり、保険の勧誘に契約・・・」等々、聞いてましたが、実際に来るとは・・・・
この方、認知症で短期記憶がないのですが、とても人当たりが良い人でして、どんな人にも愛想が良いのでだまされる危険がありました。
ということもあり(他の要因もありますが)、介護保険サービスで訪問介護(ヘルパー)を利用しており、ヘルパーが来て事が発覚しました。
ヘルパーが訪問すると、知らない人が来ていて、「畳を上げて作業をしていた」との事。
「排水管の点検」としょうし上がり込み作業をしている所でした。
しかも、もうすでに契約書にサインとハンコをしてあったそうです。
しかしながら、このヘルパーさんが機転がきく方でして、認知症があることから契約の解除を交渉して下さいました。(基本料金と証した29000円請求されそうになっていた)
で、「契約は無し」っとその場では済みました。
でも契約書は返してくれませんでした。しかし交渉でパンフと名刺を貰ったとの事。
事が事でしたのので事後報告になりましたがすぐ私に報告して下さりました。
少し難がありますが足がついて(名刺とパンフ)るので後は簡単です。
すぐ、訪問し事を確認。
家族に事を報告した後に消費者センター に報告しました。
消費者センターの対応は完璧でした。
やはり同じような事例が多いようで、その業者の社名と内容を伝え(FAXも)意義申し立てして下さいました。
で、「又何かあればすぐ連絡して下さい」との事。
対応策も聞きましたが、端的になかなか難しいとの事。
認知症ですから仕方ありません。
悪徳業者は許せません。
同じようなケース(認知症の独居、日中独居)で「悪徳業者」が来たか確認する方法があります。
完全な方法ではないのですが、悪徳業者は必ずカモになる家には跡をつけていきます。
目のつく所に(ポストや玄関など)、不自然な消せない印などが描かれていたら要注意です。
被害にあう危険があります。
今回のケースですと、確認の訪問時に玄関のドア上に何やら跡(青のペンキ)が残っていたのを見つけてピーンと来たんです。
「なぞは全て解けた。ジッチャンの名にかけて・・・」(笑
その業者も折れるようなので今回は社名は伏せておきます。
ですが、また同じような事があったら・・・・
成敗!(笑
です。